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クラウドを味方に、顧客価値を届ける

By DoiTJan 17, 20236 min read

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AWS re:Invent 2022のtheCUBEインタビューで、DoiTのJohn PurcellとINFINOX GlobalのDanislav Penevが、クラウドの複雑性とコストにどう向き合い、顧客価値を届けるかを語りました。

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DoiTのJohn PurcellとINFINOX GlobalのDanislav Penev、AWS re:Invent 2022のtheCUBEで語る

クラウドの成熟が進み、イノベーションのチャンスは大きく広がっています。一方で、それを自社の成長に活かそうとする企業は、決して小さくない課題に直面しています。米国ネバダ州ラスベガスで開催されたAWS re:Invent 2022には、Amazon Web Services(AWS)を活用してクラウドコンピューティングの可能性をどこまで引き出せるかを探るため、多くの企業が集まりました。

re:Invent会場で行われたtheCUBEの共同ホストJohn FurrierとSavannah Petersonによるインタビューでは、DoiT Chief Product OfficerのJohn Purcellと、INFINOX Global Head of Technology ProductionのDanislav Penevが、こうした課題と機会について語り合い、オンラインブローカーであるINFINOXがイノベーションと顧客価値の提供に集中できるようDoiTがどのように支えているかを紹介しました。

複雑性をいかに乗りこなすか

エンドツーエンドのデータソリューションのような複雑さをうまく抽象化できれば、クラウドはイノベーションの大きな機会をもたらします。John Purcellによれば、DoiTのお客様はテクノロジーに精通しており、人手のかかるクラウド運用業務をテクノロジーで肩代わりさせる最適な方法を常に探しています。

Danislavもこれに同意します。「私たちは最前線で戦っているので、本来任せられるはずの細かい作業に足を取られたくないのです」。彼によれば、典型的なDoiTのお客様は自社の課題をきちんと把握し、どこに支援が必要かを見極めている企業です。「自分たちの問題、達成したいこと、目指す姿、今後5年のロードマップ──まずはそれを明確にしておくこと。そのうえで初めて彼らに支援を頼むのです。魔法の杖を一振りして全てを解決してくれるわけではありませんから」

スキルギャップを埋める

AWS re:Inventの見どころは、Amazon Web Services(AWS)CEOのAdam Selipskyが発表する新ソリューションや機能強化など、「次に何が来るか」を知ることにあります。次々と繰り出されるリリースは、最新動向を追い続けることが開発者にとってどれほど大きなプレッシャーかを浮き彫りにし、クラウド業界に常態的なスキルギャップを生み出しています。

INFINOXもこのスキル不足とは無縁ではありません。「我々はテクノロジーに精通していますが、リソースには限りがあります」とDanislavは語ります。DoiTとのパートナーシップにより、INFINOXは事実上スタッフを倍増させ、シニアソリューションアーキテクトの知見を借りながら、競争力を高める新たなサービスの設計を進められるようになりました。「いわばDoiTのスタッフを、私たちの精鋭部隊として活用しているわけです。案件ごとに必要な人材を指名できる。これによって技術スキルのギャップを埋めつつ、採用予算の制約もクリアできます」

John Purcellも同意します。「INFINOXのような企業にとって、自社の価値提案を支える人材を採用するのは決して簡単ではありません。残りの部分を引き受けるのが、私たちの存在意義です」

DoiTは、FinOps、DevOps、DevSecOpsをはじめ、企業の本業を妨げがちな従来型の運用課題の解決を支援します。「お客様の事業はクラウドを動かすことではなく、顧客に価値を届けることです。クラウド運用の部分は、私たちにお任せください」

Danislavがお客様に勧めるのは、クラウドパートナーとの関係を段階的に育てていくことです。INFINOXは2021年にたった1つのアカウントからDoiTとの協業を始め、時間をかけて信頼を築いてきました。「今では新しいプロジェクトや課題が出てきたとき、まずGoogleで検索することはありません。『DoiTにチケットを切ろう。あのチームがいるじゃないか』というわけです」

ビルダーのために、つくる

話題がクラウドの成熟に及ぶと、John PurcellはAWSカルチャーの中核にあるイノベーションと技術開発の姿勢に触れました。「彼らはビルダーのためにつくっているのです」。一方で、ますます高度になるテクノロジーの進化が、利用する企業に絶え間ないプレッシャーをかけることも指摘します。「当社のお客様を見渡すと、急成長中の企業や既に大規模な企業は、使っているAWSサービスの数自体は限られていることもあります。ただ、その使い方が実に興味深い。さらに、もっと深く、洗練され、特化したサービスがロングテールのように存在しています。Adam(Selipsky)は今回20や30の新サービスを発表しましたが、これが毎年続いているのです」

こうした最新動向を絶えず追いかけることは、DoiTのミッションの重要な柱です。これにより、INFINOXのような企業は、複雑化・高度化が進むクラウドテクノロジーの知識を自前でアップデートし続けるストレスから解放され、顧客への価値提供に集中できます。「たとえばAmazon Sagemakerや、Adamが発表したばかりの新しいビッグデータサービスについて質問が来たとき、素早く正確に答えること。それが私たちの仕事です」

コストをマネジメントする

クラウドコスト管理は10年来のテーマであり、その重要性は10年前と変わらず今も色褪せていません。John Purcellはこう指摘します。「パブリッククラウドで事業を動かすほうが安く済むケースは、実はそう多くありません。重要なのはライトサイジングを行い、ビジネスに沿った形で運用することです。トップライン(売上)が同じだけ伸びているのであれば、クラウドコストが増えても問題はありません」

Danislavもうなずきます。「目的はコスト削減そのものではなく、収益を生み出すことでした」。DoiTのサポートを得て、同社は新製品ラインナップ向けの新アプリケーションをすべてAWS上にフルホスティングしてリリース。「今ではクライアントに合わせて磨き込まれた、より良いプロダクトを提供できています。コスト効率もよく、きちんと収益も上がっています」

John Purcellは、お客様のクラウドコスト管理を支援するDoiTの新プロダクトFlexsaveの役割を強調します。「Flexsaveは、お客様のクラウドインフラの経済性を高めるチャンスを提示しながら、自動的にコスト削減の方法を探し出します」

Danislavは、コスト異常検知、予算、ロケーション別コストなどの分析を一画面に集約した、扱いやすくインタラクティブなポータルだと評しました。「Flexsaveを使うと、指を鳴らした瞬間にコストが下がっていく──そんな感覚に近いんです」

お客様の課題を解く

インタビューの締めくくりに、John PurcellはDoiTのビジネスにおける信頼の重要性を強調しました。「お客様との信頼を築けなければ、私たちのビジネスは成り立ちません。その信頼を勝ち取るために全力を尽くしますし、信頼を育てるために小さく始めることも厭いません。毎年ほんのわずかなお客様しか離れていかない──これは私たちが最も誇りに思っていることのひとつです」

INFINOXもそうした長く続くお客様の1社です。Danislavはこう語ります。「私たちはGoogleに聞きません。DoiTに頼むのです」。最後にJohnはDoiTのミッションを次のように語って締めくくりました。「私たちは、お客様が会社を立ち上げたそもそもの目的──イノベーションを生み出し、顧客に価値を届けること──にもう一度集中していただくために存在しています。残りのことは、私たちにお任せください」