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Alibaba Cloudのコストを、他のクラウドと同じレポートで

Cloud Intelligence™がAlibaba Cloudの請求エクスポートを直接取り込めるようになりました。Alibaba Cloudの支出をAWS、Google Cloud、Azureと並べて配賦・償却・比較できます。

Alibaba Cloudで何かを運用しているなら、そのコストはおそらく別タブで管理されているのではないでしょうか。コンソールで見えるのはひとつのビューだけ。請求エクスポートは、他のツールでは読めない形式でOSSバケットに出力されます。前払いのECSサブスクリプションは購入日に一括計上され、オブジェクトストレージ、CDN、共有帯域は、どのバケットやドメインが要因なのか手がかりのない1行として届きます。月次のコストレビュー担当者は結局、Cloud Intelligence™がすでに出力しているAWSやGoogle Cloudの数値の横に、Alibaba Cloudの数値をスプレッドシートで貼り付ける羽目になります。

Cloud Intelligenceが、これらのエクスポートを直接読み取れるようになりました。バケットを指定するだけで、Alibaba CloudがCloud Analyticsのプロバイダーとして表示されます。他のクラウド支出ですでに使い慣れているのと同じディメンション、同じラベル、同じメトリクスで扱えます。

提供される機能

コストの記録を一本化。 コネクターはAlibaba CloudのFOCUS請求エクスポートを唯一の信頼できる情報源として扱います。FOCUSはFinOps Foundationのオープンな請求仕様であるため、Alibaba Cloudのフィールドは、すでにお馴染みのCloud Analyticsのディメンション(Billing Account、Project/Account ID、Service、SKU、Resource、Region)にマッピングされます。コストは請求書に記載されたとおりの金額です。さらに、Commodity、Billing item、Charge frequency、Line item type、Cost basisといったAlibaba Cloud固有のラベルも利用できます。

実際の消費に即した償却コスト。 1年前払いのサブスクリプションは、購入日に大きな金額が計上され、残りの364日はゼロになります。Alibaba CloudのCost Detailsエクスポートは、この費用をサービス期間全体に按分します。Cloud Intelligenceはこれを、AWSのReserved InstancesやSavings Plansに使っているのと同じAmortized costメトリクスとして表示します。Alibaba Cloudはこのデータを照合用ではなく分析用と位置づけており、当社も同じ前提のままお渡しします。

分割対象プロダクトのバケット単位・ドメイン単位の配賦。 Alibaba CloudはOSS、CDN、Internet Shared Bandwidth、スナップショット、Cloud Communicationを集約行として請求します。Split Detailsエクスポートを有効にすると、コネクターは各集約行を、バケット、ドメイン、リソースごとの1行に置き換えます。Split itemおよびCost centerラベルが設定され、合計値はそのまま維持されます。これにより、手作業での配賦作業なしに、Alibaba CloudのストレージとCDNのチャージバックが実現できます。

請求に追随するデータ。 初回接続時に、Cloud Intelligenceはバケット内にあるすべての月次データを取り込むため、統合と同時に過去の履歴も揃います。その後は6時間ごとに更新され、当月分と前月分を再読み込みするため、Alibaba Cloudの月次確定ファイルが暫定の見積もりを自動的に置き換えます。それまでの間、当月の行には「cost basis: estimated」ラベルが付きます。

セットアップは、あえて地味な作りにしています。Alibaba Cloudで請求サブスクリプションを作成し、読み取り専用のRAMユーザーをCloud Intelligenceに設定して、バケットの詳細を入力するだけです。お客様のアカウント内で動作するものはなく、書き込みアクセスも一切不要です。

利用開始の手順

  1. 前提条件を確認します。新しい請求バージョンのAlibaba Cloudインターナショナルサイトのアカウント(メインアカウントとFinance Cloudマスターアカウントの両方に対応)、OSSバケット、Cloud IntelligenceのBilling Profiles Admin権限が必要です。詳しくはAlibaba Cloudの前提条件と事前定義ロールと権限をご覧ください。
  2. Alibaba Cloudコンソールの「Expenses and Costs > Billing > Bill Subscription」で請求サブスクリプションを作成します。FOCUS Billing Dataは必須です。Split Details、Cost Details、Bill Detailsは任意ですが、配賦と償却のために前者2つの有効化をおすすめします。詳しくは請求サブスクリプションの設定をご覧ください。
  3. プログラマティックアクセスのみのRAMユーザーを作成し、AliyunOSSReadOnlyAccessをアタッチします。詳しくは読み取りアクセス権を持つRAMユーザーの作成をご覧ください。
  4. Cloud Intelligenceで「Data ingestion and integrations > Integrations」を開き、インテグレーションカタログからAlibaba Cloudを選び、「Connect +」を選択します。アカウントUID、AccessKeyペア、バケット名とリージョン、エクスポートディレクトリを入力し、「Test connection」を実行してから保存します。詳しくはAlibaba Cloudアカウントの接続をご覧ください。
  5. ProviderをAlibaba Cloudに設定して最初のレポートを作成し、メトリクスをAmortized costに切り替えて、Split itemまたはCost centerでグループ化します。詳しくはディメンション、ラベル、タグと事前定義メトリクスをご覧ください。

Alibaba Cloudインテグレーションは、Cloud Intelligenceのお客様に現在ご利用いただけます [CONFIRM: GA vs Early Access, and any plan or tier restriction]。請求サブスクリプションの設定は担当のAccount Managerがご案内します。接続テストが失敗する場合は、エキスパートへのお問い合わせもご利用いただけます。

接続後は、数値がAlibaba Cloudの請求書とどの程度一致しているか、ぜひお聞かせください。前払いサブスクリプションや、OSS・CDNのような分割対象プロダクトは請求エクスポートに粗が出やすい部分であり、実際の利用データこそがそれを見つける手がかりになります。

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