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DoiT InternationalでAWS移行を加速する

By DoiTMar 10, 202211 min read

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DoiT InternationalでAWS移行を加速する 著者:Jason Gregson、Artem Shchodro

DoiTは、ワークロードをAWSへ移行する際の複雑さを紐解くお手伝いをします。この領域では技術的な知見が欠かせませんが、それ以上に重要なのは、AWS移行から得られるビジネス価値への深い理解です。本記事では、移行に関わる主要な要素と、DoiTがその課題にどう正面から取り組むかをご紹介します。Q:どこから着手すればよいでしょうか?まずはDoiTのご紹介から始め、当社のバリュープロポジション、サポート体制、お客様価値への徹底したこだわり、そしてゼロコストモデルについて、ご納得いただけるまで詳しくご説明します。そこから本格的にプロジェクトを始動します。

移行を成功させる鍵は、**「正しい」**理由で移行することです。成長性、規模、現状の課題、経営層の合意などについて、問いを丁寧に重ねていきます。「コストを下げて混乱を増やすだけ」では意味がありません。私たちは大局的な視点に立ち、移行から真のビジネス価値が生まれるかを見極めます。なぜクラウドへ移行するのか?

31%

オンプレミスと比較したインフラコスト削減率の平均*

69%

計画外ダウンタイムの削減率**

24リージョン

世界76のアベイラビリティーゾーン

62%

オンプレミスと比較したITインフラ管理の効率向上*

*IDC #US43535718, Fostering Business and Organizational Transformation to Generate Business Value with Amazon Web Services; February 2018

**Nucleus Research - Guidebook Understanding the Value of Migrating from On-premises to AWS for Application Security and Performance, June 2020

Q:Amazonへの移行を成功させると、どのようなビジネス課題が解決し、どのような機会が生まれるのでしょうか?

この問いは、移行によって生み出されるビジネス価値を理解するための第一歩です。ここを起点に、移行に関わる技術要素を整理していきます。

お客様のビジネス価値を十分に把握できた段階で、移行プロセスに伴う技術要素やコストの検討に進みます。議論の出発点は常に、この移行がもたらすビジネス価値です。

すべての優れた取り組みと同じく、まずは綿密に練られたコンサルティング型の計画からスタートし、移行の技術面とビジネス面の両方を確実に実現していきます。

続いて、私たちとAmazonが実データを用いて移行の範囲・規模を可視化し、関係する各要素を洗い出すためのツールを検討します。

それでは、移行アセスメントの計画と実行について、もう少し踏み込んで見ていきましょう。

図のとおり、プロセスは「Assess(評価)」から始まります。DoiTにとって、ここがプロセス全体で最も重要な段階です。私たちの前提や提言はすべて、このアセスメントで集めた要件から導き出されます。

要件収集におけるもう一つの軸が、移行の6Rです。

• Retiring(廃止) - 2022年にもなって、そのFTPサーバーはまだ必要でしょうか?(必要なケースもありますが!)

• Retaining(維持) - まだ使い切るべき資産があれば、ひとまずそのまま残します。

• Rehosting(リホスト) - 「Lift and Shift」でそのまま移行します。

• Replatforming(リプラットフォーム) - 仮想化はできるものの、中身はそのまま動かします。このシステムを動かしている"秘伝のブードゥー"は誰も把握していません。

• Refactoring & Re-architecting(リファクタリング・再設計) - これまでの教訓を踏まえ、クラウド中心の発想でアプリケーションスタックを作り直すタイミングです。

下図は、移行の6Rを示したものです

さらに、Amazonと連携してツール(AWS Migration EvaluatorAWS Application Discovery Service)を活用し、現行スタックの詳細やメトリクス(CPU/ディスク/利用率など)を収集することで、環境への理解を深められます。これらのツールでは、現行ホストにエージェントを導入して詳細な情報を取得する方法と、エージェントレスで概観を把握する方法の両方が選べます。後者は情報量こそ劣るものの、計画着手には十分な内容が得られる場合もあります。

以下は、移行計画に役立つAmazon提供の無料ツール一覧です。

製品

説明

無料利用枠の詳細

製品料金

AWS Migration Hub

アプリケーション移行の進捗を一元的に追跡

常時無料
無制限 - 適切にライトサイジングされたEC2インスタンスの推奨を無制限で取得可能。
無制限 - 移行中のアプリケーションを無制限に追跡可能。

AWS Migration Hub料金

AWS Application Discovery Service

サーバーの仕様情報、パフォーマンスデータ、稼働中プロセスやネットワーク接続の詳細を収集

常時無料
アカウントあたり1,000アプリケーション

AWS Application Discovery Service料金

AWS Server Migration Service

オンプレミス基盤またはMicrosoft Azureから仮想ワークロードのみをAWSへ移行するエージェントレスサービス

常時無料
無制限 - 何台でもサーバーをAWSへ無料で移行可能

AWS SMS料金

AWS Service Catalog

AWS上で利用が承認されたITサービスのカタログを作成・管理

常時無料
月間1,000 APIコール

AWS Service Catalog料金

AWS Database Migration Service

データベースをAWSへ迅速かつ安全に移行

常時無料
Amazon DMSシングルAZ dms.t2.microインスタンス利用750時間
汎用(SSD)ストレージ50GB付属

AWS DMS料金

AWS Application Migration Service

移行をシンプル・スピーディーにし、コストを削減

90日間無料

AWS Application Migration Service料金

対話とツールから得られた情報をもとに、お客様に適した選択肢をご提案できます。ポートフォリオアセスメントの図のとおり、ツールは移行を進めるうえで必要となる技術要件の一部を支援します。

始め方は2通りです。構成管理データベース(CMDB)などサードパーティ製ツールからのエクスポートをアップロードする方法と、コレクターエージェントを導入してモニタリングする方法があります。データ収集後には、オンプレミスのワークロードをAWS Cloud上で稼働させた場合のコスト見積もりと削減見込み額を含むアセスメントが提供されます。この見積もりでは、利用パターンに基づきAWSへリホストした際の予測コストの概要に加え、インフラとソフトウェアライセンスごとのコスト内訳が示されます。これらの情報をもとに、ビジネスケースを組み立て、次のステップを計画できます。さらに、予測コストをもとに「オンデマンド」以外の支払い方法を検討する材料も得られます。「Savings Plans」「リザーブドインスタンス」、そしてDoiT独自のFlexsaveSpot0を活用した削減策も検討可能です。

DoiTのAWS移行サービスの提供内容:• ビジネス目標と移行準備状況の確認

• 現行インフラ、利用状況、アプリケーションの分析

• アプリケーションのフローと依存関係の詳細調査

• 移行スコープとビジネス目標の整合性確認

• 新環境のアーキテクチャ・設計

• 機能パリティの確認とよくある落とし穴の洗い出し

• コスト最適化とライトサイジング

• モダンなクラウドアーキテクチャの考え方

• 既存ソフトウェアベンダーとの連携

• 移行全期間にわたる、追加費用ゼロの経験豊富な技術ガイダンス

環境に関する実データが揃ったら、次は移行対象となる作業範囲を定めます。発見された要素のなかには、移行が不要なものや、新しい仕組みに置き換えるものも含まれます。

クラウド移行の最初のフェーズはAssess(評価)で、ここには企業の現状を対象としたクラウドレディネスアセスメントが含まれます。これらの作業を通じて、何を移行するかが明確になり、移行のビジネスケースと総所有コスト(TCO)分析も得られます。

移行準備状況評価(MRA)は、次のような内容を提供するプロセスです:• 自社がクラウドジャーニーのどの段階にあるかの把握

• クラウドレディな企業像に対する、現在の強みと弱みの把握

• 特定したギャップを埋めるためのアクションプラン

このアセスメントは、AWS Cloud Adoption Framework(AWS CAF)と次の観点に基づいています。

• ビジネス

• 人材

• ガバナンス

• プラットフォーム

• セキュリティ

• オペレーション

このフレームワークをアセスメントフェーズで活用することで、クラウドへの効果的な移行を支える変革施策を、全体観をもって捉えられます。

Mobilize

アセスメントフェーズで現状とポートフォリオを十分に把握し、確かなビジネスケースを構築できれば、クラウドが組織にもたらす価値と、それが現行環境に与える影響を社内に示せるようになります。

Mobilizeフェーズの目的は、組織側とAWS環境側の双方で基盤的なケイパビリティを築くことです。セキュリティとオペレーション自動化に重点を置いた実践的な移行経験により、技術要件とビジネス要件の双方を満たす要素に確実に取り組めます。このプロセスでは、ツールやプラクティスのportfolioを、スケーラブルかつ安全なAWSランディングゾーンに集約します。本フェーズでは、お客様が少数のビジネスアプリケーションをクラウドへ移行しながら、アジャイルでスケーラブルなデリバリー文化、チーム体制、変更管理プロセスを定着させていきます。クラウド導入の特性上、経営層の合意は成功に不可欠です(CAFを参照)。

AWSのMobilizeアプローチでは、8つのワークストリームにまたがる一連の活動が定義されています:• 詳細なビジネスケース

• 詳細なポートフォリオディスカバリー

• アプリケーション移行

• 移行ガバナンス

• AWSランディングゾーン

• セキュリティ、リスク、コンプライアンス

• オペレーション

• 人材:スキル、文化、変革、リーダーシップ。本アプローチでは、各ワークストリームの活動を複数の2週間スプリントに分けて提供します。Mobilizeでは、次のような成果が得られます:• 方法論、プロセス、ツールへの自信を高め、IT人材の移行・組織変革に関するスキルとコンピテンシーを向上

• オペレーション統制に対応するセキュリティ、リスク、コンプライアンスポリシーを定義・自動化

• 追加アプリケーションの移行に合わせてスケールできるAWSランディングゾーンを定義・実装

• クラウド運用モデルの確立

本番相当の規模でアプリケーションを稼働

移行のMobilizeフェーズでは、DoiTが定期的なリズムで継続的に伴走します。これは反復型のプロセスであり、組織が新しいスキル、ツール、ケイパビリティを身につけ、課題への理解を深めていくなかで進化していくためです。これらのスキルとケイパビリティが勢いを生み、時間の経過とともに移行を加速させます。確かな基盤づくりこそ、移行成功の鍵です。AWSの移行フレームワークは、クラウド移行の完遂に必要なビジネス面と技術面の取り組みのバランスを取るためのものです。このモデルにより、移行の主要なビジネスドライバーや、クラウド移行を成功させるための最適な計画・実装戦略を見極められます。

Migrate

DoiTは移行のすべてのフェーズ(Assess/Mobilize/Migrate)に対応しますが、Migrateフェーズの実作業をキーボードを叩いて担うのは私たちではありません。Migrateフェーズで使うのは、次の要素です:• パターン

• プロセス

• ツール

• リソース

• 方法論

これらはMobilizeフェーズで定義・検証されたもので、アプリケーションを大規模に移行する際に活用します。DoiTは信頼できるアドバイザリーチームとして、ベストプラクティスや前フェーズの教訓を確実に活かせるようサポートします。これにより、自動化とアジャイル開発を通じて、スケーラブルな実装・運用の青写真である「マイグレーションファクトリー」を構築できます。さらにDoiTは、自動化やアジャイルフレームワークの定義・構築におけるベストプラクティス上のギャップを埋めるチームとしても機能し、よくある落とし穴を回避し、必要なタイミングで的確なアドバイスを得られるよう支援します。

私たちは、クラウドネイティブで、かつWell Architected Frameworkを念頭に設計されたソリューションの移行・開発において、豊富な実践経験を有しています。

Q:これらにどれくらいの費用がかかるのでしょうか?

嬉しいポイントとして、DoiTにはお客様支援のための独自の料金モデルがあり、AWS移行のアプローチもこの中に含まれます。私たちは追加費用ゼロで支援を提供し、ワークロードのクラウド移行に伴う追加コストは一切発生しません。

Q:落とし穴はどこにありますか?

強いて言えば、AWSの請求をリセラーであるDoiT経由でお支払いいただくこと、それだけです。私たちはAmazonから直接受けられるサービスやサポートに上乗せされる存在であり、AWS請求の支払い窓口がDoiTになる以外、関係から何かを取り上げることはありません。お察しのとおり、$0(ゼロ)という破格の費用である以上、DoiT自身が移行作業そのものを実施するわけではありません。ただし、移行の各段階で適切なタイミングに適切な助言を得られるよう、アドバイザリーとして関わります。実作業はお客様自身で進めていただくか、第三者に委託して実行する形になります。

移行についてご相談されたい方、AWSへの移行を検討中の方は、こちらからお問い合わせください。喜んで対話を始めさせていただきます。

Jason

Jason Gregsonは、DoiT InternationalのGlobal Head of AWS Programs and Operationsを務めています。Amazonでの5年間を含む長年のSolution Architectとしての経験を活かし、最新のAWSサービスを使ったモダンアプリケーション構築でお客様を支援することに情熱を注いでいます。プラグマティックなテクノロジストでありエンジニアでもある彼は、コミュニティ主導の学びと技術共有を愛し、誰もが「可能性のアート」を知ることを目指しています。Twitterは@JasonGregsonからフォローできます。

Artem

Artem Shchodroは、DoiT InternationalのSenior Cloud Architectです。元Amazonの一員として、お客様がクラウドから最大の価値を引き出せるよう支援しています。プラグマティックでストレート、ビジネス価値とテクノロジーを橋渡しするのが彼の流儀です。Twitterはフォローしないでください。