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AWS テルアビブリージョン徹底解説 — 他リージョンとの価格比較

By Avi KeinanSep 7, 20232 min read

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AWSは2023年8月にイスラエルリージョン(APIコード: il-center-1)を開設しました。

ローンチ時点で3つのアベイラビリティーゾーンと65のAWSサービスが利用可能となっています。

Photo by vvvita from Shutterstock

お客様から多数のお問い合わせをいただいたため、独自にまとめた価格比較を共有します。

比較対象としたリージョンは以下のとおりです。

米国:

  • 北バージニア(APIコード: us-east-1)

欧州:

  • アイルランド(APIコード: eu-west-1)
  • チューリッヒ(APIコード: eu-central-2)

オセアニア:

  • シドニー(APIコード: ap-southeast-2)

米国(北バージニア)と欧州(アイルランド)を比較対象としたのは、各大陸を代表する基幹リージョンであり、価格の基準となるためです。

チューリッヒ(スイス)は経済的特性が似ており、シドニー(オーストラリア)はイスラエルと同様の島国です(イスラエルは輸入を空路と海路に依存する、エネルギー面でも孤立した国です)。

比較したのは、AWSで最も利用頻度の高い以下のサービスです。

各サービスで代表的なコンポーネントを選び、単位あたりのコストを比較しました。EC2とRDSは1時間あたり、S3とデータ転送は1ギガバイトあたりのコストです。

**まとめ**

結果を見ると、イスラエルリージョンの価格はチューリッヒやシドニーとほぼ同水準で、サービスによってはテルアビブの方が割安になるケースもあります(たとえばS3)。

特に注目していただきたいのが、「他大陸のリージョンへのデータ転送」コストです。

結果は意外なものでした。イスラエルリージョンから他リージョンへデータを転送すると、米国や欧州リージョンからの転送と比べて4倍のコストがかかります。

多くの企業が遠隔地にデータをバックアップしている現状を踏まえると、これは無視できないインパクトです。

ボーナスセクション

本比較の執筆時点で、対象リージョンで利用可能なEC2インスタンスファミリーは14種類(c5、c5d、c6g、i3、i3en、m5、m5d、m6g、m6gd、r5、r5d、r6g、t3、t4g)、インスタンスタイプは118種類です。

グラフを見ると、イスラエルリージョンはアイルランドと比べて5〜6%割高です。一方、スイスやオーストラリアとの価格差はインスタンスファミリーによって異なります。