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AWS ECSセキュリティアップデート

By Ciara-CloudJul 31, 20242 min read

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画像: Miha Creative

AWSをご利用の皆様へ

DoiT(doit.com)より、Amazon Web Services(AWS)のElastic Container Service(ECS)に関する重要なセキュリティアップデートをお知らせします。本アップデートは、AWS Health Dashboardの「その他の通知」で案内を受け取った一部のAWSユーザーが対象です。

AWS Health Dashboardからのセキュリティ通知

通知はこちらから確認できます。

本日2024年7月31日より、AWSはECSリソース作成時にタグ付けを行うAPI呼び出しに対してecs:TagResource権限を必須とします。2023年4月18日に発表されたこの変更は、ECSリソースのタグ付けをユーザー側でより細かく制御できるようにすることを目的としています。

影響を受けるAPI

本変更の対象APIは以下のとおりです。

- CreateCapacityProvider

- CreateCluster

- CreateService

- CreateTaskSet

- RegisterContainerInstance

- RegisterTaskDefinition

- RunTask

- StartTask

更新しないとどうなる?

IAMポリシーにecs:TagResource権限が含まれていない場合、タグ付きでECS APIを呼び出した際にAccessDeniedExceptionが返されます。ECSリソース作成時のタグ付けに依存しているworkloadsが中断される可能性があります。

たとえば、すべてのリソースに対してecs:CreateCluster権限を付与していても、ecs:TagResourceアクションが含まれていないIAMポリシーでは、タグ付きでクラスターを作成しようとするとエラーになります。具体例は次のとおりです。

{
  "Version": "2012-10-17",
  "Statement": [\
    {\
      "Sid": "AllowCreateCluster",\
      "Effect": "Allow",\
      "Action": [\
        "ecs:CreateCluster"\
      ],\
      "Resource": "*"\
    }\
  ]
}

このポリシーで以下のCreate Clusterリクエストを実行すると:

aws ecs create-cluster --cluster-name MyCluster --tags key=key1,value=value1

次のようなタグ付け拒否のレスポンスが返ります。

An error occurred (AccessDeniedException) when calling the CreateCluster operation:
User: is not authorized to perform: ecs:TagResource on resource: cluster/MyCluster because no identity-based policy allows the ecs:TagResource action

対処方法:IAMポリシーを更新する

これを回避するには、IAMポリシーを更新しecs:TagResourceアクションを明示的に許可してください。更新例は次のとおりです。


"Statement": [\
  {\
    "Sid": "AllowCreateCluster",\
    "Effect": "Allow",\
    "Action": [ "ecs:CreateCluster" ],\
    "Resource": "*"\
  },\
  {\
    "Sid": "AllowTagging",\
    "Effect": "Allow",\
    "Action": [ "ecs:TagResource" ],\
    "Resource": "*"\
  }\
]

この更新により、2024年7月31日以降もtag-on-createを伴うECS API呼び出しが問題なく実行できます。

本日より対象のAWSユーザーに変更が適用されますので、業務への影響を避けるためにもIAMポリシーの更新を強くお勧めします。

本記事がお役に立てば幸いです。ご質問や詳細についてのご相談は、DoiT(doit.com)までお気軽にお問い合わせください。