多くの企業にとって、「モダンデータスタック」はいつの間にかコストのブラックボックスになっています。本日、私たちはSnowflakeのパフォーマンスとコスト最適化で業界をリードするプラットフォームSELECTを買収し、この状況に終止符を打ちます。
今回の買収は、「クラウド本来の約束を取り戻す」という私たちのミッションにおける大きな節目です。これまで何千社ものクラウドインフラ運用を支えてきましたが、いま「インフラ」の意味そのものが変わりつつあります。データプラットフォームはもはや単なる保管庫ではなく、ビジネスを動かすエンジンであり、クラウド請求書の中で最も伸び率の高い項目になっていることも珍しくありません。
SELECTをDoiT Cloud Intelligence™に統合することで、私たちはデータレイヤーまで踏み込んだ最適化を実現します。クラウド資産の全体像を一画面で把握し、ガバナンスと最適化までを一気通貫で行える──それが目指すゴールです。
なぜ重要なのか:「ブラックボックス」問題
今回の決断の背景には、お客様が抱える明確で根深い課題があります。それがデータコストのブラックボックス問題です。
クラウドエンジニアリングチームにはAWSやGoogle Cloudを管理する成熟したツールが揃っている一方で、データエンジニアリングチームはほぼ手探り。Snowflakeの請求額は乱高下し、warehouseは起動しっぱなし、クエリも非効率なまま──そして、それを直すための可視性がそもそも足りていません。
PerfectScale for Snowflake、始動
本日より、SELECTの業界最高水準のテクノロジーをPerfectScale for SnowflakeとしてDoiTプラットフォームに統合します。
使った金額をダッシュボードに並べて見せるだけのプロダクトではありません。「自動化ファースト」の思想を、データの世界にも持ち込むということです。PerfectScale for Snowflakeでできること:
- コスト削減を自動化: 無駄に課金され続けているアイドル状態のwarehouseやリソースを検知し、自動で停止します。
- 可視性を深掘り: クエリ単位までコストをドリルダウンし、誰が何に支出を発生させているかを正確に把握できます。
- ガバナンスを統合: Kubernetesやクラウドインフラのコストと並べて、データ支出も同じ運用モデルで一元管理できます。
これがお客様にとって意味すること
既存のSELECTをご利用のお客様へ:
本日時点でサービスに変更はありません。使い慣れたプラットフォームも、信頼してきたチームもそのままです。加えて、DoiTの広範なエコシステムをご利用いただけるようになり、クラウドスタック全体でより強力なレバレッジとサポートを得られます。
DoiTをご利用のお客様へ:
ツールキットの大幅な拡張です。クラウドインフラで信頼してきたガバナンス、ポリシー、自動化の仕組みを、そのままSnowflake環境にも適用できるようになります。
Snowflakeの過剰支出に、今日で区切りを
クラウドエンジニアリングとデータエンジニアリングの間にあった断絶は、本日をもって解消されました。「Snowflakeの請求書から、今すぐいくら削れるのか」を具体的に知りたい方には、新機能のパーソナライズドデモをご用意しています。